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3月16日、健康交流センター花いろで、子育て中の保護者を対象にした「にこにこ教室」を開催しました。
「にこにこ教室」では、子どもの発育発達を促すような関わりができるよう、様々な講話を年に数回開催しています。
この日は、「運動で育つ子どもの心と体~体を使って遊ぼう(0才児編)~」と題し、0才児のお子さんの保護者の方を対象に、体を使って遊ぶことの大切さや遊びのポイントについて作業療法士の津田憲吾さんから講話がありました。
ずっと寝姿勢ばかりの状態から、首がすわり、はいはいやお座りができるようになったりと、歩けるようになるまでの乳児期(0才児)の間は、体を動かす力が大きく成長する時期です。津田さんは、視覚や聴覚、触覚など五感を刺激し、赤ちゃんの発達につながる遊びの例を月齢ごとに具体的に説明しました。また、IQや学力テストのように点数化できない「自信」や「思いやり」「コミュニケーション力」といった、子どもの将来や人生を豊かにする一連の能力である「非認知能力」の大切さを呼びかけており、参加した保護者の方々は熱心に耳を傾けていました。