チビッ子職人・手打ちそばの腕前を披露　～わくわく体験活動・そば打ち教室成果発表会～

　3月13日　学びの21世紀塾・わくわく体験活動の一つ「そば打ち教室」の閉講にあわせた成果発表会が、市内そば道場で行われました。
　「わくわく体験活動」は、各地区公民館などを拠点に、子どもたちと地域の方々が交流することを目的に平成17年からスタートしています。
　今年度から新たに、市の特産「豊後高田そば」を使った「そば打ち教室」が連続講座で開講。当初の募集には、定員を超える申込もある人気の教室で、児童たちは7月からこの日まで、11回の教室を通じて、そば打ちを学んできました。

　教室の最終日となったこの日、同教室に参加した市内の小学4～6年生までの5人の児童は、お揃いのエプロンを身につけ整列。これまでの教室では、5人で1鉢を交代しながら学んできましたが、初めて1人で1鉢（600g）を使って、全工程にチャレンジしました。

　保護者などが見守る中、慎重な手つきでそば粉をふるいにかけ、少しづつ、水を加えながら練っていきます。ひとつひとつの作業を思い出しながら、時には壁の手順を振り返って見ながら、丁寧に作業を進めていきました。そば道場の講師から助言などをもらいながら、全員が約40分かけて、美味しそうなそばを打ち終えました。

　その後、1年間の活動を振り返った感想発表で、藤田侑飛くん（呉小5）は「1年間、楽しみながら美味しいそばも食べれて良かったです。今日は今までで一番よくできたと思います。」と発表。そのほかの児童たちからも「応募して良かった」「来年も参加したい」「これからもそば打ちをしたい」と元気に発表しました。

　続けて行われた閉講式では、河野教育長は「この教室で学んだことが、ひとつの大きな自信につながったと思います。今日皆さんが打ったそばを持ち帰って、家族団らんを楽しんでください。」とあいさつし、児童一人ひとりに終了証書を手渡しました。

関連リンク

• 豊後高田そば道場(市HP)
• 豊後高田そばの紹介（市HP）
• 豊後高田そば認定店（市観光協会HP）＜外部リンク＞