本文
令和6年8月24日、田染交流館「蔵人」で、第8回「田染サミット」が開催されました。
この田染サミットは「小中学校の児童生徒数増に向けて、今後の田染のあり方などについて意見を出し合いながら、これからの田染を元気にしていくための機会」として、平成28年から開催されています。
この日は、田染中の生徒・教員・卒業生、田染小中学校の保護者、地域の方、別府大学の赤松講師と学生など54人が参加しました。
はじめに田染サミット実行委員長の都甲卓樹田染中PTA会長から「本日は本当に暑い中、お集まりいただきありがとうございました。今日は2時間半ですが、お越しいただいた皆様方の力をお借りして、子どもたちと同じ目線で考え、建設的で熱い討論をお願いしたいと思います」とあいさつ。
田染中の清輔康一校長と田染小の若林美奈子校長、市地域活力創造課の小野政文課長からもあいさつや現状説明がありました。
続いて、田染の生徒から、総合的な学習や田染地区の探究学習の発表とともに、「まこきのグッズ製作」、田染の知名度アップのための「パンフレット作成」、「郷土料理の発信」についての3つの企画提案が行われました。
その後、参加者が7つのグループに分かれて、「田染を元気にするために『わたしたちからの提案』」をテーマに、中学生から発表された3つ企画提案についての意見交流が行われ、参加した大人も子どもも熱心に話し合い、各グループごとにまとめた結果を中学生が発表しました。
発表後には、田染中生徒会長の河野夏心さんが「今日の田染サミットで出た意見をもとに、一度持ち帰って、みんなで話し合いながら、今後の活動について決めていきたいと思います。本日は、貴重なご意見ありがとうございました」とお礼を述べ、別府大学の学生2名からも感想発表がありました。
最後に、別府大学講師の赤松秀亮先生から「田染地区は、日本遺産や世界農業遺産に選ばれる価値のある場所です。そして、大事なのはそこに生きる人です。歴史に対しても理解があるし、これからの地域の将来についても前向きだということを、今日のサミットで改めて思わせてもらいました。一つ一つの地域おこしに対して、どれだけ前向きに取り組んでいるということがすべての出発点・第一歩だと思います。地域づくりの積み重ねが今日のサミットの盛況につながっており、中学生や地域の人と語り合うことで、希望をもって地域の歴史や文化財について考えていけると改めて思わされました」との講評が行われました。
参加者全員が熱く語った田染サミットは、来年以降も継続していくとのことです。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和6年8月28日(水曜日)~9月3日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
豊後高田市の出来事などを随時発信しています。
友だち登録は下記バナーをタップしてください。
<外部リンク>
未来の田染地区について、