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令和2年11月10日、田染蕗地区の富貴寺で、「国宝富貴寺大堂 特別講演 メゾソプラノ&リュート 創作日本舞踊の夕べ」が42名の参加で行われました。
これは、「Regain!OitaArtSeries」と題して、3密を避けるなどの「新しい生活様式」に対応しながら、県内各所で芸術文化イベントを開催し、芸術文化活動の場の創出と鑑賞の機会を提供し、県内の芸術文化の盛り上がりを取り戻す(Regain!)事業の1つとして、大分県主催で開催されたものです。
ライトアップされて浮かび上がる富貴寺大堂を舞台とした幻想的な雰囲気の中、大分市出身の日本舞踊家 花柳 嘉惠富さんが前半と後半で、黒い衣装から白い衣装へと衣装を替えて創作日本舞踊「たまゆら」を披露。その後、同じく大分市出身のメゾソプラノ歌手 波多野睦美さんがリュート奏者の太田耕平さんの伴奏に合わせて、グリーンスリーブス、アマリッリ、秋の月、この道など計7曲を披露。最後にはアンコールの拍手に応え、透明で澄んだ歌声でアメイジング・グレイスを歌い上げ幕を閉じました。
訪れた42名の参加者は、富貴寺大堂の厳かな雰囲気と秋の静謐な空気の中での特別公演を楽しんでいました。