日本の食文化「おせち」づくりで国際交流

　11月8日、健康交流センター花いろで国際交流事業「おせちづくり教室」が開催され、市内に住む外国人技能実習生と地域の方々が参加しました。
　今回の交流事業は、外国人技能実習生等の監理団体「豊後高田International Contribution事業協同組合（※1）」と「豊後高田市AFFネットワーク（※2）」の共催により、外国人実習生が『日本の食文化に触れること・地域の方との国際交流を図ること』を目的に開催された教室で、ベトナム出身の外国人実習生（10名）と豊後高田市AFFネットワークが運営する「子ども食堂」を利用する家族など地域の方（14名）、あわせて24名が参加しました。
　この日は、豊後高田市AFFネットワークのメンバーが講師となって、「宝来袋（野菜などを詰めた油揚げの巾着煮）」と「ブリの塩麹焼き」を調理しました。
　今回の教室を主催した豊後高田市AFFネットワーク藤原蓮美会長は「今回参加した実習生の皆さんは、毎日料理をしているため、とてもスムーズに調理がすすみました。今日調理した2品は、ベトナム語レシピを準備したので、ベトナムに戻った時にもつくってもらえると嬉しいです。」と話しました。
　また、この日参加したチャンさんとティンさんは「今日初めて料理教室に参加しました。とても楽しかったです。ブリがとてもおいしかったです。」と笑顔で話してくれました。
　調理の後は、全員で「いただきます」をして、参加者は料理を囲んで楽しく交流しました。今回は小さなお子さんたちの参加も多く、笑顔のあふれるにぎやかな教室となりました。

（※1）豊後高田International Contribution（インターナショナル コントリビューション）事業協同組合

　平成30年2月に官民協同の取り組みとして、全国初となる監理団体が立ち上がり、現在では36人の実習生が所属しています。技能実習生を対象にした日本語講座の開催をはじめ、市内の方を対象にした3か国（ベトナム、ミャンマー、中国）の外国語講座を毎月開催するなど、各種取り組みを積極的に行っています。

（※2）豊後高田市AFFネットワーク

「AFF」：Agriculture(農業)、Forestry(林業)、Fisheries(水産業)
藤原蓮美　会長
会員数　48名（R2年.10月現在）
農林水産業の振興及び地域の活性化に寄与することを目的に、市内の農漁村で活躍するメンバーにより構成される団体。これまでは豊後高田市農漁村女性集団連絡協議会として活動してきましたが、組織の活性化を図るため今年7月に組織の見直しを行い、組織名を変更し男性の加入も可能となりました。
　平成22年にオープンした農林水産物直売所「玉津まちの駅・夢むすび」の運営を担うとともに、農林水産物・加工品の販売や地域農産物を活用した食の提供、平成25年から地域食材を活かした「豊後高田手づくり万菜おせち」の製造・販売、また、市が子育て支援と地域の65歳以上の高齢者の支援を目的として開設した「ふれあい食堂」の運営を受託しています。

豊後高田市AFFネットワークが製造・販売する「豊後高田手づくり万菜おせち」はふるさと納税の返礼品として、お求めいただけます

＜外部リンク＞

手づくり万菜おせち・昭和　【ふるさとチョイス】＜外部リンク＞

＜外部リンク＞

手づくり万菜おせち・豊後　【ふるさとチョイス】＜外部リンク＞