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10月26日真玉小学校で「いのち」の尊さを学ぶ「いのち」の授業が開催されました。
講演を行ったのは、「いのち」を伝える応援団(宇留嶋 美弥団長)のメンバー5人。平成27年に助産師を中心に結成され、現在は、県北エリアに在住の栄養士、保健師、主婦など10人のメンバーで構成され、就学児から高校生、保護者の方まで幅広く「いのち」をテーマに講演活動を行っています。
この日受講したのは、小学4~6年生までの53人。全体を2部構成で行った講演会では、前半に「いのち」のもととなる仕組み、後半では、どうやっていのちが誕生するかを、スライド、動画、寸劇など、趣向を凝らした分かりやすい講演に、児童たちは集中して耳を傾けていました。
子供から大人の身体に変化する思春期に悩むある家庭の日常を演じた寸劇では、同応援団のメンバーが小学生と母親役となり、そこに瀬口校長先生が父親役で飛び入りすると、会場から大きな笑い声があがりました。
助産師として、これまで約1000人の赤ちゃんをとりあげた経験を持つ宇留嶋団長は「皆さんは、自分自身で生きる力をしっかり持って生まれたんです。自分のことをすごい、素晴らしいと褒めてください。」と話し「うまれてきてくれてありがとう」と書かれた感謝状を児童代表に手渡しました。
6年生の武藤優奈さんは「お父さん、お母さんがいて私がいる。一つ一つのキセキが重なって、みんながいることを初めて知りました」と感想を話しました。