地元の特産品「岬ガザミ」を使った料理教室　－香々地中学校－

　10月15日、「ガザミ料理教室」が香々地中学校で開催され、2年生14人が参加しました。

　この料理教室は、地元香々地の特産品である「岬ガザミ」について知ることで地域への愛着を深めてもらおうと、香々地地域の松原正隆さんを講師に招いて毎年行われています。松原さんは、岬ガザミの特徴や網を使った漁の方法などを説明し「香々地産の「岬ガザミ」には、専用のタグがついています。将来みなさんが都会に出たときに、このタグがついているカニを見たら香々地を思い出してください」と生徒たちに呼びかけました。

　その後、生徒たちは班に分かれて18匹のガザミをキリを使って締め、大きな鍋で約15分ほどゆでました。ゆで上がったガザミの身をほぐし、野菜やハムとあえてサラダが完成。生徒は「ほかのカニと比べて濃厚でおいしいです」「自分でつくるとおいしさが何倍にもなると感じました」と感想を話してくれました。

　最後に、代表して安藤礼來さんから「香々地のガザミは何度食べてもおいしいなと思いました。大人になったら岬ガザミのおいしさをたくさんの人に伝えたいです」と松原さんにお礼のあいさつがありました。

岬ガザミについて

　香々地で水揚げされる大型のワタリガニで、平成25年1月に特許庁の“地域団体商標”に登録された、豊後高田を代表する水産物です。地域団体商標登録は、県内の水産物では「関あじ」「関さば」「豊後別府湾ちりめん」に続き4例目です。

※旨味たっぷりの岬ガザミが味わえるのは・・・オスは9月頃　メスは11月頃が旬