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9月9日、救急の日に、救急法の大切さや万一の時に備え広く知識を習得することを目的として、市消防本部の救急救命士7人を講師に、高田中学校で救急救命講習が開催されました。
この日は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、3年生116人(4クラス)を2回に分け、できるだけ生徒の間隔を広げて行われました。はじめに、救急救命士より動画を使って救命方法の説明が行われた後、6人ほどのグループに分かれて、胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAED(自動体外式除細動器)の操作方法や倒れている人の意識確認などの心肺蘇生法を実践しました。
生徒たちは、救急救命士の指導や説明を熱心に聞き、倒れている人の発見・意識の確認・心臓マッサージ・AED操作などの手順に加え、声掛けや周囲との協力が一命を救うことを体験しました。
最後に、救急救命士からは「大事な人が、もし、倒れたら勇気を持って助けてください。」と呼びかけがあり、体験した生徒は「自分の目の前に人が倒れていたら、早く行動し、命をつなげられるようにしっかり行動したいです。」と感想を発表をしてくれました。