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令和6年7月6日、市立図書館で今年度第1回目の「身近なじんけん講座」を開催しました。
今回は、市内に技能実習生など外国籍の方々が約800人暮らしていることから、どこにでもある人権問題の1つとして「外国人の人権」について考えることを目的に実施しました。
この日は、九州大学大学院比較社会文化研究院の松永典子さんを講師に迎え、「外国籍住民とともにつくる暮らしやすい地域社会をめざして」をテーマに、多文化共生に対する日本社会の実態や取り組み事例を交えながら今後の課題についての話がありました。
松永さんは「豊後高田市は、外国籍の方々の相談窓口など官民共同の取り組みをされていて素晴らしい。サポートだけでなく、国際交流や日本語学習の場を設けることが多国籍の方々の住みやすさにつながります。暮らしやすい地域社会のために、ぜひ“顔が見える関係”を作っていってほしいです」と話してくれました。
講演終了後、市内在住のミャンマーとベトナムの方々による民族舞踊の披露やお菓子の配布などの国際交流が行われ、参加者と楽しい時間を過ごしました。
また、民族舞踊を披露してくれたミャンマーとベトナムの方々に、市立図書館による「図書館ツアー」も行われました。
多国籍の方々にも日頃から図書館を利用してもらおうと、スタッフから利用方法の説明がありました。
豊後高田市立図書館<外部リンク>
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和6年7月10日(水曜日)~7月16日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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