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7月9日、豊後高田市更生保護女性会(井ノ口文子会長)が、高田小学校(吉村郁子校長)を訪れ、1年生(全63名)の3クラスへ絵本を寄贈しました。
更生保護女性会では、例年、新1年生に花をプレゼントしていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響でできなかったことから、長く活用してもらえる絵本を市内の小学1年全クラス分(11校14クラス)を用意したとのことです。
この日は、井ノ口会長と役員2名が1年生に絵本を手渡しました。井ノ口会長は「皆さんがすくすくと元気に育ってくれるよう活動をしています。本をたくさん読んで健やかに成長してください。」と話しました。
各クラスの代表児童が本を受け取ったあと、吉村校長の「貴重なプレゼントをありがとうございました。みんなで一緒にお礼を言いましょう!」という言葉に続き、1年生全員が一斉に「ありがとうございました!」と大きな声でお礼の気持ちを伝えました。
高田小学校以外の小学校(10校)については、教育委員会を通じてそれぞれ配布されます。
今回寄贈された絵本『くにさきの鬼』は、国東半島の「鬼に祈る文化」について多くの方に知ってもらうよう挿絵で学べるものとなっており、子どもたちに地域の文化に親しんでもらえればとの想いも込められているそうです。