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6月8日、桂陽小学校で不審者の侵入を想定した対応訓練が行われました。この訓練は、児童や教職員の危機管理意識を高めるため年1回行われています。例年であれば、警察署員が扮する不審者の侵入に対し、教職員が「さすまた」を使って取り押さえる訓練なども行っていましたが、この日は、新型コロナウイルス感染症の関係もあり、全校生徒を2回に分けて、講義中心の訓練を体育館内で行いました。
講師を務めたのは、高田警察署の野尻由美子巡査。初めに不審者のイメージを子どもたちに尋ねました。児童からは「黒の帽子」、「サングラス」、「マスク」などの多くの回答があり、その後、これまで学んだ防犯標語「いかのおすし」を復習。それぞれの頭文字から続く、ついて「いか」な~い♪車に「の」らない♪といった標語を復唱しました。あわせて今回は、「ひまわり」、「はちみつじまん」といった新たな2つの防犯標語を覚えました。
また、実際の登下校時を想定した不審者からの声かけへの対応訓練も実演。児童は、言葉巧みに話かける不審者に扮する野尻巡査を通じて、不審者との距離の取り方や行動、どういった人か不明な場合には大人を呼ぶといった対処方法を学びました。
訓練終了後、児童を代表して、生徒会長の大石伶奈さん(小6)は「今日学んだ新しい防犯標語や相手との距離感などを、これから意識して実践していきます。」と感想とお礼のことばを伝えました。
豊後高田市立桂陽小学校<外部リンク>