目指せ！『未来の発明家』　　～豊後高田市少年少女発明クラブ開講～

　6月27日（土曜日）、中央公民館で、豊後高田少年少女発明クラブ（安藤保廣会長）の開講式と第1回の授業が行われました。

　発明クラブは、市内の小学4年生から6年生までの児童を対象として、平成17年から市内の経験豊かな指導員による科学体験型教室を行っています。

　当日は、開講式に先立ち、公益社団法人発明協会からの表彰伝達式があり、会長の安藤保廣さんと指導員の安井辰江さんが10年以上の指導実績者へ送られる指導員表彰の賞状を受け取りました。

　開講式では、安藤会長より「いろいろな活動を指導員の先生方と一緒に行います。月に1回の活動はできるだけ欠席しないように来てもらい、秋の発明くふう展にチャレンジしたいと思いますので、よろしくお願いします」、河野教育長からは「身近な所から、宇宙に羽ばたくようなものにつながる所までいろいろなことを学び、9か月間でみなさんが大きく、たくましく伸びていくことを期待します」とあいさつがありました。

　第1回目授業は、知的財産についての講義を聞いた後、安井指導員による折り紙を使ったコマ作りを行いました。折り紙のコマは複雑な折り方が必要で、わからない所は安井指導員に教わりながら、親子で作り上げました。

　完成した折り紙のコマを見せてくれた高田小学校5年の甲斐大陽（かい　ひなた）さんは「折り紙はあまりしないので難しかったです。できてうれしかった。」と話してくれました。

　最後にペットボトルキャップを使ったコマ作りとそのコマを使ったコマ回しの勝ち抜き戦も行われ、歓声が上がっていました。

　今年度は、ペットボトルロケットや天体学習など年10回の活動が予定されており、未来の発明家の誕生が期待されます。