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豊後高田市農漁村女性集団連絡協議会(和泉やす子会長)は、特産品の落花生を活かした「落花生ロメスコ」を開発しました。
「落花生ロメスコ」のロメスコとは、スペインのカタルーニャ地方で親しまれているナッツがベースの伝統的なソースです。同協議会が国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会と市の補助を受けて、ナッツの代わりに本市特産品の落花生を使って作り上げました。
材料に使っている落花生は今まで売り物にならなかった規格外の小さな落花生。地元産の玉ねぎなどともに、無添加・無着色で手作りしているそうです。
また、このロメスコソースは、スペインではカルソターダと呼ばれる長ネギを丸焼きにしたものに付けて食べるイベントの際にも使われることから、本市特産の白ネギと併せて消費拡大・PRを図っていく構想もあるそうです。
会長の和泉やす子さんは「皆さんに愛される商品になったらいいなと思っています。ぜひ、お試しください」、また、開発に携わった市地域おこし協力隊の藤原蓮美さんは、「レシピを豊後高田産の材料に合わせることやできるだけ長持ちさせることが難しかったです。長崎鼻ビーチバーベキューの副菜などでも出しているので、お店で食べたものを帰りに購入して、各家庭でも楽しんで欲しいです」話してくれました。
なお、「落花生ロメスコ」のパッケージには、「母の口伝レシピ」が印刷され、美味しい食べ方が提案されています。
本市特産品の落花生の消費拡大と世界農業遺産認定地域としてのブランド化が期待されます。
※落花生ロメスコの他にも、母の口伝レシピ付きのシリーズとして、「しいたけ味噌」、「しいたけ佃煮」もかわいらしいイラスト付き(下記)で先行して売り出されています。
※玉津まちの駅「夢むすび」公式サイト<外部リンク>でも購入できます。