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市の特産品である白ねぎと相性が良いことから、昭和62年から生産が始められた「ぶんご合鴨」。
4月初旬、田染蕗地区にある飼育小屋では地元有志(代表:松本博彰さん)が飼育する「ぶんご合鴨」のひなが、すくすくと成長しています。
生後2週間までは、温度管理がされた専用の飼育施設の中で育てられ、3週間を過ぎると、屋外の飼育施設にうつされます。
ぶんご合鴨は、肉が柔らかく、味が良くなる生後6か月まで育てたのち、加工して市内・外の旅館や市内の精肉店などに出荷されます。
代表の松本さんは「今年は新型コロナウイルスの影響で、在庫をかかえる懸念もあり厳しい状況だが、地元を代表する市の特産品としてみんなで協力してできるだけ飼育し続けたい。」と話しました。
田染蕗地区の一部の水田では、毎年田植えが終わるとひなが放され、雑草や害虫などを食べて育ちます。この「合鴨農法」によりつくられた無農薬のお米は「ぶんご合鴨米」として販売されます。
※ぶんご合鴨は、マガモの味の良さ、青首アヒルの太りの良さ、カーキーキャンベルのふ化率の良さを兼ね備えたオリジナルの合鴨で、優れた肉質と豊潤な旨みが特徴。