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3月16日 市内築地地区に東京オリンピックを応援する手作りカカシがお披露目されました。
企画したのは、同地区で市農業委員会の会長も務める河野三男さん(72歳)。地元老人クラブと同級生の10名が、河野さんの指導のもと、自身が所有するビニールハウス内で、2週間かけて制作しました。
カカシは、木材で骨格を作り、肥料袋やティッシュ、ペットボトルで筋肉を表現。各種目によって肉付けを変え、靴・衣装は、リサイクル品を活用。それぞれ種目ごとに活躍する選手が想定されており、日本、イタリア、ルーマニアなどの各国の国旗が衣装に刺繍されるなど、細部にわたって工夫されていました。日本代表選手としては、ラグビーのリーチマイケル選手、テニスの大坂なおみ選手、ゴルフの石川遼選手などが登場。「顔の表情や衣装探しが、一番大変でした。」と河野さん。カカシ作りで地域を盛り上げようと、7~8年前から取り組みをはじめ、昨年はラグビーワールドカップにあわせたラガーマンカカシが大人気となりました。
今回は、河野さんも楽しみにしている4年に1度のオリンピックを盛り上げようと、世界各国の10選手を制作し、5月末ごろまで展示しています。
「是非、通りかかった際には見てほしい。開催自体が心配されますが、東京オリンピック成功に向けて皆で盛り上げていきましょう。」と元気いっぱい話してくれました。