農事組合法人グリーンファーム畑が農林水産大臣賞を受賞！

　12月12日、令和元年度豊かなむらづくり全国表彰事業の農林水産大臣賞を受賞した農事組合法人グリーンファーム畑の早田孝伸代表理事と早田政徳理事が、佐々木市長に受賞を報告しました。

　この表彰は、農山漁村における「むらづくり」の優良事例を表彰し、その業績を広く紹介することで、むらづくりの全国的な展開につなげていくことを目的として、昭和54年度から実施されています。今年度も、全国各ブロックから「むらづくり」の活動に対する優れた団体が推薦され、九州ブロックでは3団体が農林水産大臣賞を受賞しました。

↑12月10日に熊本市で行われた九州ブロック表彰式の様子。

　（農）グリーンファーム畑は、前身の営農組合の理念「地域の農地は地域で守り、安心して続けられる農業の実現」に「皆と楽しく、利益の上がる農業の実現」を加え、平成22年に設立。未整備の農地や地域内の他集落からの耕作依頼も引受けながら、そば、麦、大豆のほか多様な園芸品目や原木椎茸栽培を導入し、農地のフル活用と経営品目の多角化を図っています。
　また、畑自治会の一員として、中山間地域等直接支払事業や多面的機能支払事業へ参画し、農地の草刈りや地区の祭りへの支援も行っています。加工部では、そばもち、かき餅、黒大豆などを製造・販売しており、集落に女性の雇用を創出しています。

　報告会では、早田代表理事が「様々な方にご指導いただきながらこれまで無我夢中でやってきましたが、法人を設立してから10年目を迎える節目に賞をいただくことができました」とあいさつ。佐々木市長は「農業や加工業など、様々な事業に積極的に取り組んでいただき大変ありがとうございます。行政としても今後もできる限りの応援をしていきたいと思います。本当におめでとうございます」と祝福しました。