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11月7日、「昭和の町」中央通商店街に11月1日(金曜日)にオープンした「甘味 末広屋」で、店舗のお披露目が行われました。
起業者の高橋清美さんは千葉県からの移住者で、出身は宇佐市。長洲高校卒業後、東京に就職し、結婚・出産後も不動産業、大手飲食チェーンの責任者や、お好み焼き店の開業など様々な経験をし、多忙な毎日を過ごしていました。しかし、自分の人生を振り返ってみて、これからは都会暮らしではなく生まれ育った大分でこれまでの経験を活かしたいと考え、豊後高田市の支援事業などを知り、昭和の町での開業を決めました。
お披露目会では、佐々木市長から「移住・定住に力を入れている中で、このように移住者の方に新しい店舗をオープンしていただいたことは本当に嬉しいことです。行政としても昭和の町の活性化に取り組んでいきたい」とあいさつがありました。
空き家だった民家を改修した店舗は、ゆったりくつろげるように和室になっており、メニューは焼餅、焼煎餅、焼団子を中心にあんみつ、ぜんざい、一品料理など豊富にそろっています。高橋さんは「手焼きの団子やお餅、お煎餅など、メニューもご夫婦やご家族・お友達同士でほっとできるものをそろえました。楽しい時間を過ごしてもらえるような店づくり・接客に努めていきたい」と意気込みを語りました。
一店一宝の杵と臼
「昭和の町」のコンセプトに沿った店舗改修など(※商工会議所のコーディネートにより行われるもの)に対し補助を行っています。今回の新店舗オープンにも、この事業が活用されています。
市内の開業を促進し、新たな市場の開拓と地域産業の活性化を図るため、移住者・移住予定者が新たに起業する際に必要な費用を助成し、開業のスタートを支援します。