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“実りの秋”を迎えた田染荘で稲刈り交流ー第20回田染荘収穫祭ー

ページID:0002477 更新日:2022年10月25日更新 印刷ページ表示

10月13日、中世の荘園の姿を色濃く残す「田染荘」で恒例の収穫祭が行われ、荘園領主やその家族など約1000人の人出となりました。

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平成12年に始まった田染荘の取り組みで、今年で20回記念となりました。主催する荘園の里推進委員会の河野一三委員長は「これまでいろんなことがありましたが、多くの方の支えのもとで、20回を迎えることができてうれしい。荘園米を食べた方から美味しいという声が何よりの励みになっています。この田染荘を後世につないでいきたい」と話しました。

20回目の開催を記念して、荘園領主として20年を迎える領主の方々に、感謝状と盾、副賞として荘園米10キロが河野委員長から贈られました。

この田染荘は「田染荘小崎の農村景観」として、平成12年に景観の国宝といわれる国の重要文化的景観に指定され、また、平成25年には、国東半島・宇佐エリアが「世界農業遺産」に認定される大きな決め手になる場所として、今なお、地域の方々に大切に守り継がれています。

この日行われた収穫祭は、受け継がれる農村文化の発信と、荘園領主といった都市部の方々との交流を目的に毎年開催されています。今回の稲刈り交流会には、荘園領主(水田オーナー)や観光客、田染地域の児童・生徒や別府大学の学生さん等約200人が参加。昔ながらの鎌を使った手作業で稲刈りに汗を流しました。3回目の参加となった別府大学2年生の安部彩純さんは「倒れた稲を刈り取るのが大変でした。昔の人も苦労したんだろうなぁと想像していたら、楽しく体験できました。」とさわやかな笑顔で感想を話してくれました。

収穫後の田んぼで、20周年を記念した餅撒きが開催され、大きな歓声があがっていました。そのほか、高田高校生による手打ち蕎麦や荘園の里推進委員会女性部による荘園カレー、市内外のテナントも出店した荘園マルシェも大盛況のうちに終了しました。
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ウォーキングや案山子コンクールで里の秋を堪能

同日、田染案山子コンクールの作品を鑑賞するウォーキングイベント『田染案山子ウォーク』も開催されました。田染音頭を踊っていたり、交通安全を呼びかける案山子、また、同じ田染真木地区の真木大堂前駐車場や店舗には、ユニークな案山子たちが登場。店先で井戸端会議中のおばあちゃんたちからは、思わず話し声が聞こえてきそうでした。
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