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サロンの皆さんへご報告!-認知症の方が安心して暮らせるまちづくり調査事業-

ページID:0002444 更新日:2022年10月25日更新 印刷ページ表示

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 8月2日平成30年度に実施した、全国初となる官民連携による認知症予防の調査事業「認知症の方が安心して暮らせるまちづくり調査事業」の結果報告会を、市役所高田庁舎で開催し、調査事業に協力した15サロンの関係者約40名が参加しました。
 市の担当者から、昨年実施した調査事業の概要として(1)運動プログラム、(2)回想法、(3)口腔ケア、(4)料理教室といったそれぞれの予防施策の取り組みついて説明があり、続いて、高田中央病院物忘れ外来医師吉岩あおい先生が、調査結果と認知症予防の重要性について説明しました。
 吉岩先生は、普通のもの忘れと認知症のもの忘れの違いや、認知症の具体的な症状の説明と、今回の調査事業において「運動プログラム」で特に改善が認められたことを報告しました。
 また、健康な状態と要介護状態の中間的な段階(=フレイル)の予防対策として「食事(栄養)・運動・生活習慣・社会参加」について詳しく紹介があり、「今の自分の状況を把握するため、また頭や体の健康がサロン活動によってどう改善するかを把握するため、定期的にあたまの健康チェックを受けましょう」と参加者へ呼びかけました。
 その後の質疑でも、参加者からの「自分は認知症ではないかと心配している人にどう声をかけたらいいのか?」や「耳が遠くなると認知症になるのか?」などの質問にも丁寧に回答があり、実り多い結果報告会となりました。

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