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7月9日、キラリいろ幼稚園で『菌ちゃん野菜づくり講座』が開催されました。
この講座は、自治総合センターの環境保全促進助成事業を活用し、長崎県佐世保市のNPO法人大地といのちの会の吉田俊道さんが提唱した、菌ちゃん野菜づくり講座を行い、園児たちに野菜づくりの体験や、ごみ問題から派生する環境問題を考えること、命の循環を体感する機会を提供するために行われるものです。
この日は菌ちゃん野菜作りアドバイザーの鹿ちゃんこと鹿野翔さん(日田市)を講師に、園児19名と保護者が参加しました。鹿野さんは、園児に分かりやすいように「菌ちゃん野菜作り」について紙芝居を使って楽しく説明してくれました。
その後、親子で野菜の調理くずなどを土の中の微生物(菌ちゃん)の力を借りて発酵させるための作業を行いました。
鹿野さんの「菌ちゃんは小さいので生ごみをみんなで小さくしてあげよう」という声掛けのもと、手でちぎって細かくしたり、スコップを使って生ごみを細かくしました。
さらに、生ごみを微生物が食べやすくするために、生ごみをつぶします。細かくした生ごみをブルーシートに挟んで、園児たちがその上でジャンプ!
そして細かくされ、つぶされて微生物が食べやすくなった生ごみに、EM菌を加えてよく混ぜたあと、土にかけて混ぜ合わせました。
最後は、枯草をかけてこの日の作業は終わりました。
今後は、かくはん作業と熟成期間を経てできた土を使って、9月頃に野菜の植え付け、そして11月頃には、野菜を収穫する予定です。
※この講座は、今年度キラリいろ幼稚園と香々地保育園で行われます。