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2月11日昨年5月、本市と国東市が作成した“鬼が仏になった里『くにさき』”の日本遺産認定を受けて、これを契機に地域活性化につなげようと、おにぎりを使った商品開発を目的としたコンテストを昭和ロマン蔵で開催しました。
この日、登場したのは445件の応募の中から選ばれた8作品。市内の販売事業者の協力により鬼をテーマにした創作おにぎりが商品化されました。
修正鬼会の鬼をイメージした「くにさき災払い鬼ぎり」は、耳を落花生、髪を青のり、体に巻かれた紐を蕎麦で表現する力作となっていました。
時折小雨の降る曇り空のもと、会場は多くの人で埋め尽くされました。ステージ上では、考案者と制作者が登壇し、作品の紹介や作る時の工夫などの説明がありました。その後、訪れた参加者は、多種多様なおにぎりに舌鼓。食後に気に入ったおにぎりに1票を投票しました。
この日用意したおにぎりは、六郷満山にちなんで653個でしたが、わずか20分ほどでなくなるほどの盛況ぶりとなりました。
参加者からは「焼きおにぎりで、磯の香がとてもいい」や「唐辛子味噌で目が覚めるようなピリリ感がとても美味しい」とおにぎりの食べ比べを楽しむ姿が多くみられました。
審査までの間、高田高校生による高田ヤンソの披露や吹奏楽部のダンスと演奏、国東市神楽社「御幸」の神楽などがステージに華を添えました。
そしていよいよ結果発表!!
見事グランプリに選ばれたのは、桂陽小学校6年の伊藤胡桃美さんが発案した「えび天“鬼”ぎり」。エビのしっぽをツノに見立てた「天むす」スタイルのおにぎりでした。「自分のアイデアが1位に選ばれてうれしいです」と感想を話してくれました。
各受賞者には賞状と副賞として特産品が贈られました。
グランプリ★1位「えび天“鬼”ぎり」(写真左)
2位「くにさき災払い鬼ぎり」(写真中)
3位「鬼も黙るにぎり飯」(写真右)