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令和6年3月2日、健康交流センター花いろで豊後高田市保育協議会の全員研修会が行われ、市内保育園の職員86名が参加しました。
豊後高田市保育協議会(木下秀孝会長)は市内の民間保育所8園で構成する団体で、今回は、市内保育職員のスキル向上を目的に2回目の全員研修会が行われました。
初めに、木下会長から「子どもの人権を守るために、子どもたちに対する保育のあり方を改めて学んでいただくとともに、子どもたちの命を守るために必要なAEDを誰でも使えるようになってほしいという思いで今回の研修会を企画しました。これから先の必要な時に活かしていけるようにしっかりと学んでいただきたいです」とあいさつがありました。
大分県人権・部落差別解消保育研究協議会 事務局長の橋本淳子さんを講師に招いて「すべての子どもの幸せを保障する日々を~子どもに ではなく 子どもと~」と題した講演が行われました。
講演では、絵本「おにはうち」の読み聞かせが行われ、絵本を読んで思ったことや気が付いたことを考えるグループワークがあり、参加者からは、様々な視点で捉えた意見や感想が発表されました。
最後に、橋本事務局長から「思い込みは思考停止の証です。保育をするうえで、子どもに対して“この子はこういう子だから”と思い込んで接するのではなく、一人ひとりを見てあげて子どもの気持ちや話をよく聴くという学びの姿勢がとても大切です」とあいさつがありました。
日本赤十字社大分県支部 事業推進課 講習普及係長の北島純子さんを講師に招いて「乳幼児の救急救命及びAEDの取り扱いについて」と題した講習が行われました。
はじめに「乳幼児の一次救命処置や手順」の講習が行われた後、人形を使った実技が行われ、子どもの命を守るためのAEDの使い方や胸骨圧迫と異物除去の方法を学びました。
北島さんは「乳児と幼児で胸骨圧迫や異物除去の対応が変わります。命が危険だと感じたらすぐに準備して対応できるようにしっかりと学んでください」と参加者に呼びかけました。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:3月6日(水曜日)~3月12日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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