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令和6年2月24日、中央公民館で学びの21世紀塾わくわく体験活動「そば打ち教室」・「草地おどり教室」の合同閉講式が行われました。
この日は閉講式に先駆けて、そば打ち教室と草地おどり教室のおさらい会が行われました。
そば道場でのそば打ち教室のおさらい会には、同教室受講生の小学生13名に加えて、高田中学校そば打ちサークルの4名、高田高校そば打ちチームの11名が参加。
そば打ち活動をする小学生、中学生、高校生が一堂に会したのは今回が初めてのことで、高校生の指導のもと、5つのグループに分かれてそば打ちを行いました。
真剣な眼差しでそば打ちをする小中学生と指導する高校生が楽しそうに交流する姿も見られ、熱気あふれる会となりました。
草地おどり教室でもおさらい会が行われ、草地踊り保存会の口説きと太鼓の音に合わせて、レソ、マッカセ、ヤンソレサ、六調子の4種類の踊りを1つ一つおさらいしました。
それぞれの教室でのおさらい会の後に行われた閉校式では、はじめにステージ上で草地おどり教室の参加者による1年間の成果がお披露目されました。
続いて、学びの21世紀塾副塾頭の河野潔教育長から「そば道場で若い小学生・中学生・高校生の皆さんがそば打ちを受け継いでくれていることに感動し、そして、草地おどりを踊っている皆さんを見て豊後高田市の伝統文化をしっかり守ってくれているなということを改めて強く感じました。これからもどうか、この豊後高田市の名産でありますそば打ち、そして江戸時代から長年にわたって受け継がれてきました草地おどりをずっと未来につないでいくよう、心からお願いを申し上げます」とあいさつがありました。
その後、河野教育長から受講生一人ひとりに修了証書が授与されました。
続いて、受講生から「2年間そば道場に通っているうちに、両親や祖父母から、前よりもうまくなったねって言ってもらい、すごく嬉しかったです。またできれば、来年もそば打ちにチャレンジしたいと思います」や「草地おどりを1年生の頃からずっと続けてきました。5年生になっても一生懸命がんばって、うまくなっていきたいと思います」などと、1年間の活動を振り返りながらしっかりとした感想発表を行いました。
最後に講評が行われ、そば打ち教室から豊後高田そば株式会社の中野幸輔代表取締役から「今日、皆さんのそば打ちを拝見させてもらいました。非常にうまくそばが打てております。先生たちの話をよく聞き、そば打ちの基本を忠実に守る、そして、そば打ちを楽しむこと、それが上達の基本ですので、ぜひ皆さん頑張ってください」と呼びかけました。
また、草地おどり教室講師の門岡富枝さんから「皆さん今日はお疲れ様でした。また一年間練習に来ていただいて、とても上手になってくれたのではないかなと思っております。これからも頑張っていただければいいなと思っております」と講評がありました。
本市の伝統文化、食文化を楽しく学んだ子どもたちの今後の活躍が期待されます。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:2月28日(水曜日)~3月5日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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