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11月27日、日本遺産九州沖縄連携キックオフシンポジウムを高田庁舎で開催しました。
このシンポジウムは、日本遺産団体の認知度拡大という大きな課題クリアに向けて、九州沖縄ブロックの認定団体が連携して普及啓発や情報発信に取り組むため、今後の方向性を相互に認識する場として設けられ、九州各地から関係者が集いました。
最初に主催者を代表して、六郷満山日本遺産推進協議会会長の佐々木敏夫市長から「一人でも多くの方に日本遺産のストーリー、認定団体の取り組みを知っていただくため、地域を超えて多くの認定団体と連携し情報発信や普及啓発に取り組むことはより高い効果を発揮できるのではないかと思います。本日のシンポジウムを契機に九州沖縄地域の協議会の連携が深まり、日本遺産の取り組みが全国に広がり認知されることを祈念申し上げます」とあいさつがありました。
九州沖縄連携のキックオフを記念して、公益社団法人日本観光振興協会総合研究所顧問の丁野朗さんを講師に迎え『選ばれる地域には「物語」がある~日本遺産物語をどう活かすか~』と題して講演があり、参加者は熱心に聞き入っていました。
日本遺産九州沖縄連携のメインビジュアルが披露されました。
披露後には制作者の福岡県在住のイラストレーター小林大助さんからメインビジュアルに込められた思いやデザインの内容について説明がありました。
メインビジュアルは九州沖縄のバラエティに富んだ構成文化財をちりばめた豪華なイラストとなりました。タイトルの「九州沖縄大国」は、その土地の長所をあらわす〇〇大国(経済大国、長寿大国など)から取っており、九州沖縄のすぐれた独自の文化をPRするものになっています。
メインビジュアルは今後、催事等での効果的なPRに活用されます。
最後に、「日本遺産九州沖縄連携でできることみんながワクワクする連携を目指して」をテーマにパネルディスカッションを行い、今後の展望についてパネリストから様々な意見が出されました。
文化庁が、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群を総合的に活用する取り組みを支援しているものです。
地域に点在する遺産を「面」として活用し、発信することで、地域活性化を図ることを目的としています。
詳しくは日本遺産ポータルサイト<外部リンク>をご覧ください。
今回取材した様子を市民チャンネル『週刊ニュース』で放送します。
ぜひご覧ください♪
放送期間:令和5年12月6日(水曜日)~12月12日(火曜日)
※放送日時は、予告なく変更する場合があります。
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