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11月11日、国の重要文化的景観や世界農業遺産の象徴的スポットである「田染荘小崎地区」で、地元で脈々と受け継がれた水田を舞台にした毎年恒例のイルミネーションイベント「千年のきらめき」が始まりました。
この日、地元の方や一般ボランティア、千年のきらめき応援サポーターの金融機関職員など約100人がほたるの館に集合。
作業前に田染荘千年のきらめき実行委員会の河野一三会長から「この取り組みは、これまで千年受け継がれてきたこの地を後世につなげていきたいという地域の思いを象徴するものです。大変多くの方にご支援をいただく中で、イルミネーションが今年もできますことを心から感謝申し上げます。夜にはあたり一面が蛍のようにきらめいている様子を見に来ていただければ幸いでございます」とあいさつがありました。
その後、全員で田んぼに移動し、田んぼの畔に一つひとつ手作業で約10,000個のLEDライトを設置しました。
作業後は、地元女性部が用意した新米のおにぎり弁当とあたたかい豚汁が配られ、作業後の昼食を美味しそうに食べていました。
その日の夕方、少しずつ日が沈み、徐々に暗くなっていくにつれて、LEDライトが1つまたひとつと灯り、日が暮れる頃には、約1万個のLEDライトが美しくきらめく光の饗宴を見せてくれました。
暗闇の中で、畔に沿って設置されたLEDライトにより、千年前から変わらない田んぼの形に浮かび上がる幻想的な光をぜひ、ご覧ください。
■期間 令和6年2月16日(金曜日)まで
■点灯時間の目安 日没から約3時間
※30分おきに緑色と黄色で変化します。
荘園ほたる(豊後高田市田染小崎2596番地)周辺(北側)の田んぼ
※荘園ほたるの位置は、地図を参照してください。