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11月9日、健康交流センター花いろで、豊後高田市AFFネットワーク(※)主催の「手づくり万菜(まんさい)おせち披露試食会」がおせち食材の生産者などを招いて行われました。
このおせちは、海の幸から山の幸まで豊富に揃う、世界農業遺産の郷の地域資源を有効活用するため、お正月の定番料理である「おせち料理」を同ネットワークが地元の食材をふんだんに使用して作りあげたもので、今年で11年目を迎えます。今年も昨年までのアンケート結果をもとに「米仕上げ牛の白ネギバーグ」「マコモダケとマテ貝の佃煮」が生まれ変わるなど改良が加えられました。
披露試食会では、初めに同ネットワークの東名美智子会長から「毎年恒例のお披露目会がやってきました。私たちAFFのテーマでもあります『つなぐそして伝える』というこのおせちを通して、全国の豊後高田市手作り満載おせちを愛してくださる皆様にお届けできれば幸いに存じます。本日はどうぞよろしくお願いいたします」とのあいさつ。
続いて、高田高校の1年生の藤本智輝さん、甲斐大遥さん、徳永伊吹さんが、それぞれ、おせちの関係者や食材の生産者へインタビューした内容や盛り付けの方法などを紹介。併せて、参加者の試食やおせち料理の盛り付け体験なども高校生の司会で行われ、参加者は試食や盛り付けを楽しんでいました。
最後に、生産者を代表して、韃靼そばを生産している神田三重子さんが、「高校生が韃靼そばの話を聞きに来て、一生懸命聞いてくれて、こんなうれしいことはありませんでした」との言葉とともに、おせちにも入っている豊後高田市の韃靼そばの説明も交えたあいさつを行い、参加者からの大きな拍手とともに披露試食会が終わりました。
完成したおせちについて、同ネットワーク東名会長は「今年も豊後高田の食材をいっぱい使った美味しいおせちが出来上がりました。是非皆さん食べてください。」と笑顔で話してくれました。
Agriculture(農業)、Forestry(林業)、Fisheries(水産業)の略で、市内の農漁村で活躍するメンバーにより構成される団体。これまでは豊後高田市農漁村女性集団連絡協議会として活動してきましたが、組織の活性化を図るためR2年7月に組織の見直しを行い、組織名の変更や男性も加入可能となりました。
平成22年にオープンした農林水産物直売所「玉津まちの駅・夢むすび」の運営を担うとともに、夢むすびにおいて、農林水産物・加工品の販売や地域農産物を活用した食の提供を行っているほか、平成25年から地域食材を活かした「豊後高田手づくり万菜おせち」の製造・販売、また、本市が子育て支援と地域の65歳以上の高齢者の支援を目的として開設した「ふれあい食堂」の運営を受託している団体です。
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