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11月3日、戴星学園(小田豊昭学園長)で、介護ベッドの贈呈式が行われました。
これは旧都甲小学校時代に始まったアルミ缶を集めて介護用品を贈る取り組みで、毎週水曜日を「アルあるの日」として、児童生徒が各家庭からアルミ缶を持ち寄るとともに、地域の方々もアルミ缶を持ってきてもらうなど地域一丸となってアルミ缶集めを実施して寄贈するものです。今年で33年目を迎えて、これまで車いす43台、介護テーブル2台、介護ベッド18台を寄贈してきたそうです。
式では、全校生を代表して児童生徒会長の加藤準規さん(8年生)が「僕たち戴星学園児童生徒は1人でも多くの介護ベッドを必要としている方に、介護ベッドを贈ることを目標にアルミ缶を集めてきました。介護ベッドは体が不自由な方に使っていただけると嬉しいです。これからもアルミ缶を集めて戴星学園の伝統を守っていけるよう頑張ります」とあいさつした後、副会長の平手侑希さん(6年生)が佐々木敏夫社会福祉協議会会長に目録を贈呈しました。
佐々木会長からは「長年にわたる地道な取り組みに対しまして改めて感謝を申し上げます。皆様の思いが形になりましたこのベッドは、体の不自由なお年寄りや障がいのある方々に無償でお貸しし、 生活のお役に立てていただいております。今後とも人に寄り添う気持ちで、ボランティア精神を忘れず、この伝統を守り続けていただきたいと思います」と謝辞がありました。
また、式の後、社会福祉協議会担当者から贈呈される介護ベッドの使い方の説明も行われました。
この日贈られた電動介護ベットは、社会福祉協議会の福祉機器貸出事業として、高齢の方や障がいのある方に無料で貸し出されます。
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