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住み慣れた家や地域で暮らし続けるために~認知症家族支援プログラム公開講座~

ページID:0020162 更新日:2023年10月13日更新 印刷ページ表示

10月10日、高田庁舎コスモスホールで、認知症家族支援プログラム公開講座が行われました。

家族支援プログラムは、認知症の介護家族に認知症の正しい理解をしてもらうことなどを目的としたもので、今回は、昨年、大分県希望大使(※)となり、各地で精力的に講演活動を行っている下田哲也さん(日田市)を講師に迎え、「認知症のある人の暮らし」と題した講演会を行いました。
※大分県希望大使・・・認知症への関心と理解を深めるための活動を行う認知症のご本人

講演の様子

まず、主催者の認知症の人と家族の会大分県支部の藤田事務局長から、若年性認知症についての説明がありました。

事務局長

その後、下田哲也さんと支援者のグループホーム花・花管理者の川浪和恵さんが登壇。

登壇の様子
川浪さんが下田さんに問いかけるインタビュー形式で講演がスタート。3年前に若年性認知症と診断された下田さん。以前の仕事のこと、診断されるまでの経緯やその時々の心情、その後、実家にもどってからの現在の暮らしなど、川浪さんとの息ぴったりのやりとりを交えて、笑顔で話してくれました。

「今は、久しぶりに心配をかけた母の近くで暮らせることで、毎日が楽しいです」と話す下田さん。不自由なことはありますか?という問いかけに「不自由と思えば不自由。でも私はできるだけポジティブに考えるようにしています」と屈託のない笑顔で話しました。

最後に「住み慣れた家や地域で暮らし続けるために皆さんにお願いしたい5つのこと(※)」などを来場者に向けて話しました。終始、和やかなムードの中、会場から温かい拍手が送られました。


※住み慣れた家や地域で暮らし続ける​ために皆さんにお願いしたいこと
(1)なじんだ暮らし方、生活習慣を維持する
→介護者の都合を優先しない
(2)「できること」「わかること」はできるだけ自分でできるように
→『見守る』『信じる』“見て見ぬふり”も愛情
(3)安心できる居場所をつくる
→否定される環境は居心地が悪い
(4)力や役割の発揮
→「誰かの役に立ちたい」思いを知ってほしい
(5)失敗から次のステップへ
→失敗してもいい権利を守ってほしい​



下田さん

多くの来場者

認知症家族支援プログラム 受講生募集(申込不要、参加無料)

認知症の正しい知識を身に着け、様々な悩みや問題を持つ仲間と話し合い、アドバイスを受けながら介護について学んでいくことができる講座です。ぜひご参加ください。
■今後の予定
(開催日)11月14日(火曜日)、13時~15時
(テーマ)「アンガーマネジメント」
(場所)市役所高田庁舎3階 302会議室

(開催日)12月12日(火曜日)、13時~15時
(テーマ)「認知症の予防と交流会」
(場所)豊後高田市役所2階 コスモスホール

※1月から3月は認知症の人を介護する介護者の集いを行います。
(開催日)1月9日(火曜日)、2月13日(火曜日)、3月12日(火曜日)
(開催場所)豊後高田市役所2階 コスモスホール

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