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10月1日、真玉地区で南海トラフ地震の発生を想定した総合防災訓練を行いました。
午前9時、地震により土砂災害の恐れがあるため、市役所から避難情報が発令されると、地元消防団が地区住民に対して避難の呼びかけを行い、住民の方々は各地区の一次避難場所へ避難しました。
訓練会場となった真玉小学校へ集合した住民の方々は、ユレルンダーに乗車して過去に発生した大規模地震の揺れを体験したり、毛布や物干し竿といった身近な物を利用した簡易担架の作り方を学びました。
ユレルンダーに乗車した参加者は、「揺れがすごかった。立っていられないと感じた」と感想を話してくれました。
その後、真玉小学校の体育館に移動し、大分大学減災・復興デザイン教育研究センターの指導のもと、避難所開設運営訓練を行いました。
この訓練では、地区住民が避難者役、防災士が運営者役となり6つの運営班(総務総括班・情報広報班・避難者管理班・環境衛生班・救護支援班・食料物資班)に分かれ、ペットを連れてきた避難者や体調不良の避難者への対応や備蓄食料の配付など様々なシチュエーションで実践的な避難所運営を行いました。
終了式では、佐々木市長から「今回の訓練では、防災士の皆さんを中心に、避難所のレイアウトを事前に考えていただいたり、避難者への対応を具体的な事例として学んでいただくことなどを目的に実施しました。今日の訓練を教訓に、これからも日々生活の中で取組んでいただければと思います」と講評がありました。
最後に、大分大学減災・復興デザイン教育研究センターの鶴成悦久センター長から「今日の訓練で得た課題を各地区に持ち帰っていただき、実際に起きた時にどのように協力しながら運営していくのかを考え、自ら準備できるものがあれば率先して準備していただきたいです」と講評がありました。
いつ起きてもおかしくない「自然災害」。
いざという時のために、避難場所やハザードマップ等を事前に確認しましょう。
詳しくは豊後高田市防災情報をご覧ください。
市報ぶんごたかだ2023年9月号では、防災特集「避難する心の準備」について紹介しています。
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