どげかえー・さかしいかえーから始まり地域を見守り続けた10年～香々地愛育会総会・10周年記念式典開催～

9月22日、香々地公民館大ホールで、香々地愛育会の令和5年度総会と10周年記念式典が開催されました。

香々地愛育会

香々地愛育会は少子高齢化が急速に進む中、住み慣れた地域で安全・安心して暮らし続けるため「我々のできることから始めよう」を合言葉に平成25年7月に発足しました。

「どげかえー」「さかしいかえー」の声かけから始まる

香々地愛育会の活動は、どげかえー（どうですか？）、さかしいかえー（元気ですか？）の声かけ運動から始まり、今では、自治委員会や民生委員児童委員協議会をはじめ、地域のために活動している様々な組織が連携し、毎月1日と20日の街頭指導、児童会との花植えや花っこルームへのおやつの差し入れなど、地域の見守り、声かけ、交流事業などの活動が行われています。​

令和5年度総会

はじめに令和5年度総会が開催され、昨年度の事業報告、決算とともに、新年度事業の計画、予算が審議・承認されました。

​10周年記念式典

続いて、香々地愛育会の10年間の活動を振り返る記念式典が行われました。

江畠一信会長あいさつ

はじめに、江畠一信会長から「香々地愛育会は、平成25年7月に発足し、香々地地区の7つの団体がお年寄りの孤独死の防止や学童・児童の交通事故防止、子育て支援を主体に隙間のない声かけや見守り活動を行ってきました。現在、香々地地区は高齢化率が50％を超えています。そのような香々地地区を設立から10年間続けて支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます」とあいさつがありました。

感謝状授与

その後、功労者表彰として、長く活動を続けてこられた4名の方々に感謝状が手渡されました。

■熊井進さん（香々地愛育会 顧問）

■​藤原秋雄さん（香々地愛育会 会計）​

■​吉武博子さん（香々地愛育会 理事）​

■​江畠一信さん（香々地愛育会 会長）​​

4名の方々を代表して、熊井進さんが「香々地愛育会が10周年を迎え心からお喜び申し上げます。香々地愛育会が現在まで活動できましたのは、会や地区の皆様方にご協力いただき、ふるさとを愛する強い心と優しい思いやりの気持ちで活動していただいたおかげだと敬意と感謝の気持ちでいっぱいです」とお礼の言葉を述べました。

来賓祝辞

はじめに、佐々木市長から「香々地愛育会の10周年記念式典がこのように盛大に開催されますことを心よりお喜びを申し上げます。皆様方の、子どもや高齢者への声かけや見守りをして地域を元気に明るくする活動は、現在、豊後高田市が取組む施策と同じであります。10年の長きにわたり、積極的に執り行われ、私どもも頭が下がる思いです。本日は誠におめでとうございます」と祝辞がありました。

続いて、佐藤県議会議員から「香々地愛育会の皆様が続けられている声かけや見守り活動を中心とした多々の活動は、地域にとって大変優しい活動であると思っています。この香々地愛育会の活動が、今後20周年、30周年と継続していただきまして、地域の皆様が健康で生きがいがある暮らしができるように祈念申し上げます」と祝辞がありました。

最後に、大分県北部保健所豊後高田保健部の渡邊徹部長から「10周年記念式典が盛大に開催されますことをお喜び申し上げます。現在の豊後高田市の健康なまちづくりは、20年を超える長い年月にわたる愛育会の皆様が、乳幼児から高齢者まで地域の方々に声をかけ、温かく見守る優しく寄り添ってこられた活動の賜物であると実感しています」と祝辞がありました。

活動経過報告

香々地愛育会の発足から現在に至るまでの10年間の活動内容について経過報告があり、式典は幕を閉じました。

大分県南落語組合による寄席

式典の後には、大分県南落語組合の方による落語が披露され、笑い声と拍手喝さいが起こり、会場が笑顔に包まれました。

市報ぶんごたかだ2019年4月号 特集「愛育会」

市報ぶんごたかだ2019年4月号で、愛育会を特集しました。
下記リンクからPDFファイルで紙面をご覧いただけます。
特集 愛育会（PDF：3.55MB）

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