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9月19日、田染公民館で防災教室が行われ、田染地区高年大学生や自治委員、防災士、民生委員、児童委員を含む23名の方々が参加しました。
この教室は、田染地区高年大学の事業で、大分県と豊後高田市が中心となり、大分県砂防ボランティア協会の方々を講師に招いて実施したものです。
はじめに、田染地区高年大学事務局長の江口英敏さんが「避難時に自分たちがどのような行動をとれば良いのかを学習することで、いざという時、講話でこんなことを言っていたなと頭に残っていればすぐ行動に移せるのではないかと思います。そのような視点でしっかりと学習していただき、それをまた家に持ち帰って家族の皆さんに伝えてほしいです」とあいさつがありました。
次に、大分県砂防ボランティア協会の中矢武弘さんが「近年、自然災害の中で土砂災害による犠牲者が多くの割合を占めます。土砂災害から身を守るためには早めに避難することが一番だということを今日の講話を通して学び、率先して行動していただくきっかけになればと思います」とあいさつがありました。
防災教室では、県内で過去に起こった土砂災害の事例をまとめた動画を視聴し、大分県砂防ボランティア協会からハザードマップの点検や避難行動計画(タイムライン)の注意点等についての講話がありました。
最後に、豊後高田市自治委員会連合会 田染地区理事の後藤裕之さんから「すべてにおいて準備することが一番重要だと思いました。常に心や物の準備、そして自分や周りのことを考えて、災害を防ぐための行動につなげていきたいです」と感想がありました。
防災教室が終了した後、土砂災害の発災シーンや災害の恐ろしさをリアルに表現したVR(バーチャルリアリティ)での疑似体験があり、参加者たちは「びっくりした」「実際に土砂が家に流れこんできて怖かった」と話してくれました。
いつ起きてもおかしくない「自然災害」。
いざという時のために、避難場所やハザードマップ等を事前に確認しましょう。
詳しくは豊後高田市防災情報をご覧ください。
市報ぶんごたかだ2023年9月号では、防災特集「避難する心の準備」について紹介しています。
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