本文
8月20日、田染交流館「蔵人」で第7回田染サミットが開催されました。
田染サミットは、田染中学校PTA等が主催し、田染地域の小中学校の児童生徒数の増に向け、今後の田染のあり方等の意見交流を行い、田染を元気にしていくという趣旨のもと開催されているものです。
この日は田染中学校の生徒をはじめ、保護者や教職員、進学して高校や大学に通う学生の他、移住者や地元自治委員、民生児童委員等の行政関係者など52名が出席しました。
開会にあたり、主催者の都甲卓樹実行委員長(田染中学校PTA会長)は「田染の特徴は、地域の真ん中は子どもたちとして、小中学校関係なく、先生方、保護者そして地域がしっかり子どもたちをみている環境ではないかと思います。今日は田染を元気にするために思いっきり意見を出し合ってください」とあいさつをしました。
続いて、田染中学校の清輔康一校長から「田染小学校と中学校は地域の方々に常日頃からずっと支えていただき、地域と共にある学校と言っても過言ではない思っています。本日は田染サミットに多くの方々が集まっていただきありがとうございます」と参加へのお礼を述べました。
意見交流の前に、田染中学校の生徒が、昨年の田染サミットの課題を受けて、総合的な学習の中で取り組んだ活動(田染PRのための成果物)について、パワーポイントを使いながら発表しました。
意見交流会は、各世代の意見を取り入れるために、中学生から保護者、移住者や地元関係者などで構成するグループに分かれて行われました。
テーマは、「田染を元気にするために~発信から発進へ~」。
参加者は中学生が作成した田染PRのための成果物(ポスター・リーフレット・絵本・料理・イメージソングなど)を今後どのように「発進」していくか、グループ内で自由に意見を出し合い、模造紙にまとめていきました。
意見交流の最後には発表があり、「外向きのPRには動画配信などSNSを使って、絵を貼るだけではなく実写をリンクさせていくと目にとまりやすい。実行するにはお金がかかるのでクラウドファンディングの企画」など、実現に向けた具体的なアイデアが出されていました。
最後に、市地域活力創造課の小野課長から、移住施策の現状と行政としてPRを手助けできることなどについて講評がありました。
また、別府大学の飯沼賢司特任教授からは「地域の方々の田染への熱い思いを感じられれる機会となった。地域の人たちと関わっていくことは自分のエネルギーにもなるので、これからも関わっていきたい」と感想が述べられました。
豊後高田市の出来事などを随時発信しています。
友だち登録は下記バナーをタップしてください。
<外部リンク>