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8月24日、歴史(文化・文化財)探訪研修が開催され、市内の小学校児童23人が参加しました。
この研修は、国際ソロプチミスト二豊(嶌田あつ子会長)から寄附をいただき、豊後高田市内の文化や文化財を探訪研修することで、小学校児童の社会科学習やふるさとを愛する心を養うことを目的として実施するものです。
真玉公民館ホールで出発式が行われ、河野教育長から「研修では難しいと思う内容もあるかもしれませんが、皆さんの心にしっかりと刻まれてそれがまた将来に大いに役立っていくと思います。暑いですがしっかりと学習していただきたいです」とあいさつがありました。
その後、国際ソロプチミスト二豊の嶌田会長から「この研修は、多くの方々の熱い思いがたくさん詰った企画だと思います。児童の皆さんは、そのお気持ちをお察しになり、今日の研修が充実したものになるように願っております。怪我等のないように今日1日を過ごしていただきたいと思います」とあいさつがありました。
最後に、児童を代表して香々地小学校6年の堤 加帆さんから「私は、今日の研修をとても楽しみにしていました。理由は、豊後高田市に生まれ育ち、これまでに知らなかった市の名所や史跡の素晴らしさを自分たちの目や耳で直接感じて学ぶことができるからです。今日の研修を通して学んだことを、同じ市内に生まれ育った私たちがふるさとに誇りを持ち、これからの未来に夢を抱いて力強く羽ばたいていくときの宝物にしたいと思います」とあいさつがありました。
この日の研修では、教育総務課と商工観光課の職員の説明を受けながら、市内の長崎鼻、粟嶋公園・粟嶋社、真玉海岸、恋叶トンネルを巡りました。
研修中は、「こんなところがあったなんて知らなかった」「作品が多くてびっくり」と興味津々の様子で作品や施設を見て回る児童たちの姿が印象的でした。
真玉公民館ホールで解散式が行われ、河野学校教育課長から「今日は、皆さんが大人になった時に豊後高田市にはこんな場所や施設があったなと思い出せる1つの貴重な体験になったと思います」とあいさつ。
最後に、真玉小学校6年生の小泊由依さんが「今日の研修での私の目当ては、新しい発見をすることでした。今回私が初めて知ったことは、長崎鼻のアート作品です。知っていた作品はあったのですが、知らなかった作品がほとんどでした。特に印象に残っている作品は“国東半島のラクダ”です。国東半島に落ちていたゴミだけでできていることに驚きました。自分が住んでいる豊後高田市にもまだまだ知らないことがあることに気が付いたので、これからは文化や文化財に興味を持って調べていきたいです。」と感想を話してくれました。
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