本文
市内美和の旧道野医院跡に「外国人相談窓口」が開設されました。
豊後高田市は在留外国人(市内に住んでいる外国人)が、県内の人口割でみると別府市に次いで2番目に多いまちです。
そのような中、市と豊後高田商工会議所、株式会社トヨ・テック(都築貴志代表取締役)の3者で立ち上げた「豊後高田International Contribution事業協同組合<外部リンク>」が、外国人が安心してすごせるように「外国人相談窓口」を開設しました。
令和5年3月11日(土曜日)、開設された「外国人相談窓口」を知ってもらう事を目的に外国人と地域の方々との文化交流イベントが同協同組合主催で開催されました。
この日集まった参加者は、ミャンマー国籍とベトナム国籍の方々23人と市役所の若者たち21人。
参加者は外国人と地元の若者たち数人のグループに分かれて、「平和を祈るキャンドル作り」と「料理教室」を行い、交流を楽しみました。
料理教室に参加していた来日1年目のWAH(ワア)さんは、「まだ、生活の中で言葉が通じなくて困る時があります。相談できる場所ができて嬉しいです。」とはにかみながら、日本語で話してくれました。
イベント最後の食事会には、料理教室で作ったミャンマーの国民食「モヒンガー」と日本の家庭料理「肉じゃが」が参加者全員に振舞われました。
モヒンガーは魚の身が入った麺料理。スパイスの利いた香りは食欲をそそり、参加者から大好評でした。
※ミャンマーの国民食 モヒンガー
主催者で同協同組合の都築代表は「今日参加してくれた皆さんから、相談窓口のことを他の外国人の方にも教えて欲しいです。このようなイベントを行うことで、外国人と日本人がそれぞれのいいところを話したり、食事を楽しめる機会が増えれば、外国の人も日本に住みやすくなり、日本の人たちも、外国人が地域の産業を助けていることを知っていただく良い機会になると思います。」とイベントの開催を喜びました。
※都築代表