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2月27日、真玉公民館大ホールで愛育会合同研修会が開催され、愛育班員36名が参加しました。
本市には、4つ(真玉・香々地・田染・水崎)の愛育会があり、それぞれ地域の実情に合わせて一人暮らしの高齢者や子どもたち、ひきこもりがちな人などへ声かけ・見守りや交流活動を行っています。
今回は、近年、コロナ禍によって人とのつながりが減っていることから、愛育班員が気分の落ち込みがある方や閉じこもっている方にも声かけ見守りができるよう講演を行うとともに、各愛育会が交流することにより、活動の活性化を図ることを目的に合同研修会を開催しました。
この日の講演会では、「落ち込んでいる方や閉じこもっている方への対応について」と題して「メンタルケアスペースNECO」の臨床心理士である稗田 真由美氏による講演が行われました。
稗田さんは「地域の人たちの心のケアや見守ることはとても大変なことですが、何事も“小さな善意の「お節介」”が大切です。趣味を見つけたり自分自身のストレス解消法を見つけるなど、愛育班員の皆さん自身の心のケアもしっかりしてほしいです。」と参加者に呼びかけました。
最後に、水崎愛育会会長の久保健一さんが「コロナ禍で生活環境が随分変わってきています。今日の研修会で、地域の声かけや見守りがいかに大切かを改めて学ぶことができたので今後に活かしていきたいです。」と謝辞を述べました。