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2月2日、高田中学校で、万年筆やガラスペンを市内で製造・販売する株式会社ワンチャーの岡垣太造取締役社長ほか社員4名の方々を迎え「未来教室~万年筆づくりに学ぶ~」が行われました。
この教室は、生徒たちに文字を書くことを通して「手文字の素晴らしさ」や「伝統を大切にすること」を伝えるために平成31年から実施されているもので、1月下旬から2月初旬にかけて市内全中学校の1年生を対象に行われています。
この日は最初に、岡垣社長自身が万年筆づくりを始めるようになったきっかけや体験談を話し、万年筆で文字を書くことのすばらしさなどを伝えました。
その後生徒たちはインクの扱い方などの説明受け、2人一組で交代で「ガラスペン」で文字を書く体験をしました。
岡垣社長は、「この取り組みは6年間続いています。市内の中学生・高校生全員が万年筆を持ち、使っているのは日本中どこを探してもこの豊後高田市だけです。ぜひ万年筆で友達や家族など大切な人に気持ちを伝えたり、勉強にも使ってください。」と話しました。
授業の最後には、岡垣社長より1年生全員分の万年筆が贈られ、1年1組の田中琉晴さんが生徒を代表して万年筆を受け取りました。