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10月22日、青少年の創作意欲の向上を目的とした「少年少女発明クラブ(栢岡忠彦会長)」の第3回目の授業が中央公民館で開催され、市内の小学4~6年生9人が参加し、吉田道洋指導員による科学実験授業でドライアイスの不思議な性質をクイズ形式で学びました。
発明クラブは、平成17年から市内の経験豊かな指導員による科学体験や創作活動などを年間を通じて行っており、今回から新しく講師サポーターとして高田高校生2人が参加しました。高校生講師サポーターは今年で3年目の活動で、地域と連携した活動に積極的に参加して得た経験を進学や就職の際に活かすために行われています。
授業が始まると、子どもたちは、小さく砕いたドライアイスを実際に触ってみたり、お盆の上で弾いたりして遊んでいました。その後は、出題されるクイズに元気よく答えながら、ドライアイスにお湯をかけてもくもくと出てくる煙に歓声をあげたり、大きく膨らんでいくドライアイスが入った風船を隣の人に回しながら「ゲームみたい!」と楽しそうに実験に取り組んでいました。また、ドライアイスでろうそくの火を消す実験や、フィルムケースにドライアイスを入れて鉄砲のように勢いよくふたが飛び出す実験にも興味津々でした。
授業の最後には、吉田指導員から「ドライアイスは使い方を誤ると事故に繋がりますので十分に気を付けましょう。」と改めて扱い方の説明があり、田染小学校4年生の道脇綺乃さんは「最初、ドライアイスを触った時に冷たくてびっくりしました。ドライアイスを発明した人はすごいなと思いました。」と笑顔で話してくれました。