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“命の尊さを感じてほしい” ~助産師による「いのちの授業」~

ページID:0010277 更新日:2022年12月20日更新 印刷ページ表示

実物大の新生児の人形を抱き方を教わる生徒
 12月20日、戴星学園で7~9年生(中学1~3年生)を対象に「いのちの授業」が行われました。
 この授業は、思春期のさなかの生徒を対象に、助産師による「いのちの授業」をうけることで、自分自身が親からどのように愛情を受けて育ったかということを実感し、命の尊さを感じてもらうことを目的に開催したものです。
 この日、講師として大分県助産師会から室チエミ助産師と詫摩千晴助産師が訪れ、「大人になっていく君たちへ」~思春期を楽しもう~と題し、室助産師が、命の誕生や妊娠のしくみ、胎児の様子などについて、詫摩助産師は、思春期の心と身体、予期しない妊娠などについて、それぞれ映像を使いながら、分かりやすく話しました。
 その後、実際の重さに寄せて作られている妊婦ジャケットや実寸大の新生児人形を使っての模擬体験がありました。
 普段赤ちゃんに触れ合うことが少ない生徒たちは、「怖い~」といいながら首の座らない新生児人形を恐る恐る抱っこしたり、約8kgの妊婦ジャケットを着けて横になってみたり、それぞれが命の重みを感じている様子でした。
 柔道部の吉開翔大さん(9年生)は「妊婦ジャケットは、低い体勢になった時がきつかった。男の自分でもそうだから、女性の場合はもっと負担が大きいと思う。」と感想を話してくれました。
 授業の中では、市の家庭児童相談員による「困った時の相談場所」の説明と、保健師による「育ちざかりのみんなに伝えたいこと」と題して、思春期の食事や睡眠などについての話もありました。
 約1時間45分の「命の授業」。自分たちが大切に育てられ、そしてそれを受け継ぎ、命をつないでいく存在であること、命の尊さを学ぶ生徒たちの真剣な眼差しが印象的でした。
詫摩助産師講話を聞く生徒たちの様子
妊婦ジャケットを体験する生徒たち赤ちゃんの人形を抱く生徒


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