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11月12日、国の重要文化的景観や世界農業遺産の象徴的スポットである「田染荘小崎地区」で、千年の間、地元で脈々と受け継がれた水田を舞台にしたイルミネーションイベント「千年のきらめき」が始まりました。
この日、快晴の空のもと、地元の方や6つの金融機関の職員など約65名のボランティアが集まり、田んぼの畔に一つひとつ手作業でLEDライトを刺していき、1時間ほどで約1万個のLEDライトが設置されました。
また、作業後のボランティアには、地元女性部がおにぎり弁当とあたたかい豚汁を用意。ちょうど世界農業遺産を紹介する「高校生『聞き書き』作品集」作成のために地元女性部の取材に来ていた3名の杵築高校生などの手で配られ、美味しそうに食べていました。
その日の夕方、少しずつ日が沈み、徐々に暗くなっていくにつれて、LEDライトが1つまたひとつと灯り、約1万個のLEDライトが美しくきらめく光の饗宴をみせてくれました。
また、地元女性部による「ぜんざい」も販売され、千年のきらめきを見に来たお客さんが、温かいぜんざいを楽しむ姿も見られました。
畔に沿って設置されたLEDライトにより、千年前から変わらない田んぼの形に浮かび上がった幻想的な光をぜひ、ご覧ください。
≪千年のきらめき≫
■期 間 令和5年2月17日(金曜日)まで
■点灯時間の目安 日没から約3時間
※30分おきに緑色と黄色で変化します。