鍋はもちろん、素焼きも美味しいよ！　～白ねぎ旬入り報告～

　12月14日、大分白ねぎ連絡協議会の井上 智彦会長や、JAおおいた豊後高田白ねぎ生産部会の和泉 陣部会長をはじめ、関係者が市役所高田庁舎を訪れ、佐々木市長に白ねぎの旬入りを報告しました。
　はじめに、井上会長から、12月1日に大分市で行われた『白ねぎ旬入り宣言』への市長参加についてのお礼があり、その後、和泉会長から「夏場の高温からの長雨と台風、秋は干ばつがあり、白ねぎの栽培にとっては厳しい環境となり、さらに原油高などの影響により資材費などが高騰し経費もかかるなど、ねぎ農家には大変厳しい状況となっています。ねぎ自体は良い出来ですが、全体量は例年より少なくなっています。今週に入ってから気温が下がり、これからねぎの需要が活発になる時期になりますので、今後需要が増えるように、産地のPRについてご協力をお願いいたします。」と現況報告と需要拡大の協力についてお願いがありました。

　本市は西日本有数の白ねぎ産地で、その栽培は明治28年から始まり127年の歴史があります。
　作付け面積は呉崎の干拓地区を中心に約385ヘクタール。本年度は農協北部事業部全体で4,300トンの収穫を見込んでいます。
　ミネラルたっぷりの土壌で育った白ねぎは甘みが強く、これからの季節、鍋には欠かせない存在ですが、ニラの代わりに白髪ねぎをたっぷり入れたもつ鍋もおすすめ。
　また、素焼きにしてねぎ本来の甘みを存分に味わったり、油との相性も良いので、かき揚げなども美味しいそうです。旬を迎えた白ねぎは絶品です！ぜひご賞味ください。