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教育委員会文化財室では、市内の小・中学生を対象に、ふるさとの歴史や文化について関心を深めてもらうことを目的とした「郷土の歴史・文化」出前講座を行っています。
7月11日、香々地中学校2年生を対象に「ふるさと香々地の風景」を題材にした講座を開催しました。今年は香々地地区の風景が高く評価されるできごとが多くありました(5月には日本遺産の認定、6月には「中山仙境(夷谷)」の名勝指定に関する答申がありました)。今回の講座ではそれらを題材に、「昔の人が香々地の風景をどう観ていたか?」というテーマで、平安時代・江戸時代の人々の視点について、それぞれの時代を復習しながら学んでいきました。
講座の終わりに生徒たちに感想を聞いてみると「校区内にある身近な風景が、色々な人々から評価をされていた事を知って、素晴らしい風景だということを改めて感じました」「何百年も変わらないこの風景を守りたいと思いました」などと発表してくれました。