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家屋等が浸水した場合の衛生対策・消毒方法

ページID:0028306 更新日:2024年9月3日更新 印刷ページ表示

家屋等が浸水した場合は、洗浄して十分に汚れを除いてから消毒してください。※消毒は洗浄後でないと効果を十分に発揮することができません。

路面が冠水しない状況で雨水が侵入した場合は、水道水でよく洗浄を行えば衛生対策として十分ですが、場合によっては汚水が混入する可能性もありますので、消毒作業が必要となることがあります。

衛生対策

床上浸水の場合

  1. 家の周囲や床下などにある不要なものや汚泥などを片付ける
  2. 床下は雑巾等で吸水し、扇風機等により強制的に換気する
  3. 水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付ける
  4. 汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すまたは雑巾で水拭きする
  5. 食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流す
  6. 食器棚や冷蔵庫などは、汚れをきれいに拭き取る

床下浸水の場合

  1. 家の周囲や床下などにある不要なものや汚泥などを片付ける
  2. 床下は雑巾等で吸水し、扇風機等により強制的に換気する

消毒方法

消毒薬は、過剰に使用すると人の健康や環境へ影響を与えることがあるため、使用は必要最小限にしましょう。また使用の際には、取り扱い説明書に従って事故が起こらないよう注意してください。

■消毒薬を取り扱う際の注意点

  1. 長袖、長ズボン、めがね、マスク、ゴム手袋などを使用し、皮膚や目にかからないように注意してください。
  2. 皮膚についた場合は、水と石鹸でよく洗い流し、目に入った場合は、水で15分以上洗い流し、医師の診察を受けてください。
  3. 消毒薬は使用する直前に希釈し、希釈濃度を守り、他の消毒液や洗剤と混ぜずに使用してください。
消毒方法の参考例
消毒対象 消毒薬品名 希釈方法 使用方法

屋内

(汚水に浸かった壁面や床・家財道具)

0.1%塩化ベンザルコニウム(逆性石けん)

10%塩化ベンザルコニウム10mlに水を加えて希釈し、1Lとする。

泥などの汚れを洗い流すまたは雑巾などで水拭きして、薄めた液を浸した布などでよく拭く。

※噴霧器で噴霧した場合は、濡れる程度に噴霧する。その後、風通しをよくしてそのまま乾燥させる。

手指

(後片付け等で汚染された個所や土に触れた手指)

同上 同上 汚れを石けんで洗ったあと、流水で石けんをよく落とし(石けんが残っていると殺菌力が低下します。)、洗面器などに入れた消毒液に手首まで浸し、30秒以上もみ洗いする。その後、乾いたタオルなどでよくふき取る。
食器類

0.02%次亜塩素酸ナトリウム

(家庭用塩素系漂白剤でも可能)

10%次亜塩素酸ナトリウム2mlにみずを加えて希釈し、1Lとする。 食器等を水洗いした後、消毒液に5分以上浸し、自然乾燥させる。(家庭用塩素系漂白剤を用いた場合は、水ですすぐ。)

※色々な濃度の消毒薬が市販されています。用法容量を守り、希釈倍率には、特に注意してください。 

消毒機(噴霧器)の貸出について

屋内(汚水に浸かった壁や床、家財道具等)の消毒をする際は、市から消毒液(塩化ベンザルコニウム)および消毒機の貸出を行いますので、下記までお問合せください。

■お問合せ先
市役所環境課 衛生業務係(0978-25-6218

関連リンク

浸水被害発生時の感染症対策について(市HP)

家屋の浸水被害による災害ごみの処分について(市HP)

水害時の衛生対策と消毒方法について(大分県)<外部リンク>

被災した家屋での感染症対策について(厚生労働省)<外部リンク>


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