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平成30年5月24日(木曜日)に日本遺産に認定された、六郷満山を核としたストーリー『鬼が仏になった里「くにさき」』を活用した観光振興・地域振興に取り組むため、「六郷満山日本遺産推進協議会」が設立されました。
設立総会には、佐々木敏夫豊後高田市長、三河明史国東市長をはじめ、ストーリーの舞台となった豊後高田市・国東市両市の関係団体の方々が出席しました。
議事に先立ち、佐々木市長が「今回の認定はゴールではなく、新たなスタートです。国東半島の魅力を国内はもとより国外にまで広く発信するために、両市が連携し、官民一体となって包括的に取り組んでいきましょう」とあいさつ。また、三河市長からは「九州国立博物館の六郷満山展や鬼朱印の人気など、多くの方が国東半島に関心を持っていただいているということを感じているところです。今回の認定を機に、更なる魅力発信のため皆さんと力を合わせて取り組んでいきたいと思います」とあいさつがありました。
議事では、規約が承認されたほか、役員の選任が行われ、会長に佐々木市長、副会長に三河市長が就きました。
設立総会後には、第1回協議会を開催。事業計画や予算の審議・承認がされました。
推進協議会では今後、「地域活性化計画」に基づき、「観光振興」「鬼文化の発信」「持続可能な社会の実現」といった3つのビジョンに向けて、特設ホームページ制作や4K映像による番組制作といった情報発信事業、ガイドの養成といった人材育成事業、シンポジウムの開催や子どもから大人まで楽しめるストーリーブックの制作といった普及啓発事業、観光客の嗜好性調査などの調査研究事業、VRコンテンツの制作や鬼会面のレプリカの作成・展示といった受け入れ体制の整備事業等を計画にまとめ、国に申請します。