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教育委員会文化財室では市内の小・中学生に対して、地域の歴史・文化をテーマにした出前講座を行っています。
10月18日(水曜日)に、地域の歴史を学習している河内小学校6年生に、学校周辺に所在する遺跡・文化財について詳しく学ぶ講座を実施しました。
河内小学校周辺は、学校の入口に古墳(の石室)があったり、目の前の山上には城跡(佐野鞍懸城)が残っていたり…たくさんの文化財が所在する「歴史の宝庫」です!
当日はスッキリしない天気でしたが、参加した6年生の仲良し三人組は、文化財室職員からの説明を受け、一生懸命メモを取りながら勉強しました。当日の行程は以下のとおりです。
【佐野古墳(市指定史跡)】学校入口にある古墳時代終末期に造られた古墳。実はこんな身近なところに文化財があることを再発見!「石室に使われている石材は意外と大きくて驚いた!」
【引瀬神社・保食宮参道石橋(市指定文化財)】食べ物をつかさどる「保食神(うけもちのかみ)」をお祀りした神社。参道に架かる石橋は江戸時代後期に作られたもの。「いつも見ていた橋だけど、とても古くて立派な石橋であることを初めて知りました!」
【カワラガマ遺跡(県指定史跡)】平安時代初期の窯跡。付近の薬王寺に瓦を供給していた生産拠点。出土した瓦を実際に触ってみて「昔の瓦って重い!手触りがザラザラしている!」
【森貝塚・西田古墳】縄文時代後期の貝塚と河内中学校敷地内に移設してきた古墳。「中学校に古墳を移してきたなんて初めて知りました!」