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5月21日(土曜日)、麦の穂が黄金色に輝く中、7回目の郷土の文化財探訪バスツアーを開催しました!
今回のテーマは「石の美」。豊後高田市の文化財の特徴とも言える石造文化財や岩峰の景観にスポットを当て、市内を代表する「石の美」から、あまり知られていない「石の美」までを巡る旅となりました(旅のしおり[PDFファイル/2.3MB])。
豊後高田市役所を出発し、最初に訪れたのは熊野磨崖仏。豊後高田市を代表する「石の美」が、長い歴史の中で、多くの人が関わってできた文化財だということが分かりました。また、次に熊野磨崖仏を訪れた時に話したくなる豆知識も学びました。
市を代表する石造文化財「国東塔」もいくつも見学しました。よく観察してみると熊野墓地・福寿寺・塔ノ御堂の国東塔はそれぞれに個性があります。福寿寺の珍しい磨崖の国東塔や、いつも素通りする場所にある巨大な塔ノ御堂国東塔には、驚きの声があがっていました。
田染荘小崎でも、多くの「石の美」を見つけました。水の力で岩がえぐれた甌穴(おうけつ)につくられたフロノモトイゼや、田染荘を代表する石造物・延寿寺石殿など、田染荘の歴史や生活に密接した「石の美」がありました。
他にも色々な「石の美」を訪ねました。今回のバスツアーで巡った「石の美」はほんの一部です。本当に豊後高田市は石造文化財や岩峰の多い土地柄ですね。
参加者からは「磨崖仏や国東塔について詳しく分かって良かった」「近くにあるのに知らない文化財が多くてびっくりした」といった感想をいただきました。豊後高田市の「石の美」はまだまだたくさんありますので、今後もバスツアーなどを通じて紹介していきたいと思います。
郷土の文化財探訪バスツアーはこれからもテーマを変えて定期的に開催します。興味のある方は是非ご参加ください!
以前のバスツアーについて知りたい方のために「旅のバックナンバー」を用意しました。バスツアーの内容や、行程などについて知りたい方はご参照ください。