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「無意識の思い込み」を学びました~身近なじんけん講座~
令和6年10月23日、第2回目の「身近なじんけん講座」をオンラインで開催しました。
今回は、一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所<外部リンク>の太田博子さんにご登壇いただき、男女共同参画をメインに、職場や家庭など日常に潜んでいる「無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)」についてお話しいただきました。
「無意識の思い込みの影響は人権侵害やハラスメント問題、子どもの可能性を狭めてしまうなど多岐にわたるものであり、完全に無くすことはできないが、意識することで気を付けることはできる」とし、さまざまな事例を交えての講演をしていただきました。
また、対処方法として「これって私のアンコン?と意識する」「決めつけない、押しつけない(受け止め方や考え方は人それぞれ)」「相手の表情や態度等の変化などのサインを手がかりに対応する」とのお話がありました。
参加者からは「皆持っている“差別の種”は、意識しないとわからず、人を傷つけている可能性もあると痛感した」「アンコンが他人へのものだけでなく自分自身に対してもあることだと気づかされた」「まずはアンコンを理解し、できるところから自分の考え方を変えていければと思った」などたくさんの感想をいただきました。
チラシ『第2回「身近なじんけん講座」』 (※講座は終了しました)
関連リンク
「アンコンシャス・バイアス」は令和7年度版の中学校教科書に掲載されるなど全国的にも広まっています。
関連ページ【“アンコンシャスバイアス”が、令和7年度より、中学校の「道徳」教科書に掲載へ!<外部リンク>】)