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乳幼児接種(生後6か月以上4歳以下)
乳幼児用ワクチン接種
生後6か月~4歳の子どものワクチン接種についても、一定の有効性・安全性が確認されていることから、乳幼児の接種についても努力義務の規定を適用することが妥当であるとされています。ただし、接種は強制ではなく、ご本人や保護者の判断に基づいて受けていただくことに変わりはありません。メリット(発症予防等)とデメリット(副反応等)を本人と保護者が十分理解したうえで、「接種する」か「接種しない」を決めてください。また、接種を希望しない方、体質や病気などの理由により接種を受けられない方もいます。周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていないことを理由に差別的な行為があってはなりません。また、医学的観点から接種をできない方もいます。幼稚園や保育園等においても、接種を受けるまたは受けないことによって、差別やいじめなどが起きることのないようお願いします。
乳幼児用ワクチンの特性
ファイザー社の乳幼児用ワクチンは、生後6か月~4歳以下の方に用います。
このワクチンの成分は、ファイザー社の12歳以上用ワクチンに比べ、有効成分が1/10となっています。
乳幼児用ワクチン接種対象者
乳幼児用新型ワクチン接種の対象者は、生後6か月(生後6か月となる日の前日)から5歳未満(5歳の誕生日の前々日まで)の方が対象となります。
接種回数及び接種間隔
初回接種
- 接種回数 3回(初回接種を完了するためには、最短で11週を要します。)
- 接種間隔 1回目接種後、3週間の間隔を空けて2回目を接種、2回目接種後、8週間の間隔を空けて3回目を接種します。
使用するワクチンは、令和5年9月19日までファイザー社の乳幼児用(従来株)ワクチンを使用します。
令和5年9月20日以降は、ファイザー社の乳幼児用(オミクロン株XBB.1.5対応)ワクチンを使用します。
追加接種
令和5年9月20日から追加接種が可能となります。初回接種(3回)完了後、3か月以上の間隔をおいて、1回接種します。
使用するワクチンは、ファイザー社の乳幼児用(オミクロン株XBB.1.5対応1価)ワクチンとなります。
接種予約方法
乳幼児用新型コロナワクチンの接種をご希望される方は、次の方法により、接種予約をお願いします。
- 接種協力医療機関:高田中央病院
- 予約受付時間:月曜日から水曜日、金曜日の15時00分~17時00分
※接種日(毎週火曜日)の前週の金曜日までに予約をしてください。 - 電話番号:0978-22-3745
ワクチン接種の注意事項
接種にあたって注意を要する方
次のいずれかに該当するお子さんは、本ワクチンの接種について注意が必要ですので、接種をご希望される場合は、事前にかかりつけ医にご相談ください。また、必ず接種前の診察時に医師へ必ず伝えてください。
- 抗凝固療法を受けている方、血小板減少症または凝固障害のある方
- 過去に免疫不全の診断を受けた方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
- 心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方
- 過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた方
- 過去にけいれんを起こしたことがある方
- 本ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方
- 腎機能障害のある方
- 肝機能障害のある方
接種時の注意事項
- 接種会場には保護者が必ず同伴してください。
- 子どものワクチン接種では、予防接種履歴を母子健康手帳で管理しているため、接種当日は可能な限り母子健康手帳をお持ちください。
- 前後に他の予防接種を行う場合、新型コロナワクチン接種と2週間以上の間隔をあけてください。
- 接種後の副反応、心身の変化にご留意ください。体調等に変化があれば、すぐ医療機関に受診してください。
接種にあたっての参考資料
【厚生労働省】
生後6か月から4歳の子どもへの接種(乳幼児接種)についてのお知らせ<外部リンク>
新型コロナワクチンQ&A(乳幼児接種)<外部リンク>
【厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会】
乳幼児への新型コロナワクチン接種実施にあたって、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で検討された資料などを効果と安全性「参考資料<外部リンク>」に掲載しています。