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教育委員会文化財室では、市内の小・中学生を対象にふるさとの歴史や文化について関心を深めてもらうことを目的とした「郷土の歴史・文化」出前講座を行っています。
12月14日(火曜日)、地域の文化等について調べ学習を行っている香々地中学校2年生を対象に、香々地地区にある2つの遺産(世界農業遺産と日本遺産)について学ぶ出前講座を開催しました。
香々地地区にもクヌギ林としいたけのほだ場があり、ため池や水田への水の供給や、豊かな海産物の生育に役立っています。
また、香々地谷の奥にある夷地区には、険しい岩山から六郷満山の修行僧による文化が花開きました。
受講した学生さんたちからは、「世界農業遺産の伝統的な農業を守るために、多くの作業を行いながら、しいたけ栽培などが行われていることが分かった。」「多くの面があることに驚いた。あまり夷地区まで出かける機会がなかったが、行ってみようと思った。」などの感想をいただきました。