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日本遺産くにさきの谷のエンブレムが完成しました!

ページID:0002545 更新日:2022年10月25日更新 印刷ページ表示

日本遺産くにさきの谷のエンブレムが完成しました!の画像
 六郷満山日本遺産推進協議会は、日本遺産「くにさき」の地域ごとの観光効果を作り上げるため、昨年10月~11月に「谷」エリアの可視化に向けたデザインコンペを実施しました。その後の制作なども経て、日本遺産くにさきの「谷のエンブレム」が完成しました。
 それぞれの「谷」にある日本遺産の構成文化財や景観・特産品などがシンボルとして図案化されたことで、各谷の特徴がよく分かるデザインとなりました。
 また、色彩やフレームも統一的なデザインとなり、国東半島全体で日本遺産を盛り上げるためのエンブレムとなりました。

谷のエンブレムについて

 六郷満山寺院の認知度は、日本遺産認定などによって徐々に高まっていますが、多くの観光客は「寺以外は素通り」という状況があります。
 そこで、観光の盛り上がりを寺院のみで終わるのではなく、そのエリア全体にも波及させることで、持続可能な文化財と地域の在り方を定着させていきます。

 六郷満山では、「郷」エリアとして田染郷、来縄郷、伊美郷、国東郷、武蔵郷、安岐郷の6つから成ります。
 そこからのより小さな区分けとして、香々地谷や両子谷など11の谷を「谷」エリアとして分けました。そして、各エリアを分かりやすく可視化するためにそれぞれのシンボルとなるエンブレムを制作し、看板など様々な形で活用することで寺院も含めた谷全体を観光対象とする効果を作り上げます。

色彩のコンセプト

 各谷のイメージカラーを選定し、11の谷が集まったときにカラフルな展開になるようにしました。

フレームのコンセプト

 六角形は国東半島にあった「六郷」を表しています。
 また、組み合わせて使用する際に、ハニカムのように敷き詰めて展開できることから、半島全体での
 連携感を感じることもできます。

  • 香々地谷(長崎鼻の海のブルー)
  • 真玉谷(真玉海岸の夕陽と柿のオレンジ)
  • 長岩屋谷(天念寺修正鬼会・災払鬼と鬼灯の赤)
  • 都甲谷(霊峰・屋山の濃い緑)
  • 田染荘(田染荘の水田の緑)
  • 国見谷(ミツマタの淡い黄色)
  • 来浦谷(岩戸寺修正鬼会の鬼の黒)
  • 富来谷(富来神社のゴールド)
  • 国東谷(桜八幡社の桜色)
  • 武蔵谷(空港・小城観音から見渡す空色)
  • 両子谷(三浦梅園が見あげた夜空の紺)

谷のエンブレムの使用方法がいろいろ

フレームを六角形にしたことで、組み合わせて使用できるようにしました。
 
六角形なので、ハニカム構造のように隙間なく組み合わせることもできます。

谷のエンブレムの使用方法がいろいろの画像1

エンブレムを小さく表示させたい場合などは、単色での使用もできます。
 
単色でもそれぞれのデザインや特徴がよく分かります。

谷のエンブレムの使用方法がいろいろの画像2

上記の他にも様々な使い方ができます。

谷のエンブレムの使用方法がいろいろの画像3

今後は谷のエンブレムの活用を進めていきます!

 現在は事務局での活用のみになりますが、今後は日本遺産「くにさき」の取り組みにご協力いただける方や事業所に向けた、エンブレム使用の認可を行う方法を考えております。続報をお待ちください。


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