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教育委員会文化財室では、市内の小・中学生を対象にふるさとの歴史や文化について関心を深めてもらうことを目的とした「郷土の歴史・文化」出前講座を行っています。
11月25日(月曜日)、世界農業遺産と修正鬼会との関連性について調べ学習を行っている戴星学園8年生を対象に、修正鬼会に込められた願いや、修正鬼会のプログラムについて学ぶ出前講座を開催しました。
生徒たちは、1つ1つの道具や所作に込められた意味について、メモを取りながら学習していました。
学校での講座の後には、鬼会の里歴史資料館・天念寺を訪れ、修正鬼会に関する体験を行いました。
鬼会の里歴史資料館では、修正鬼会シアターを見た後に、本物と同じ大きさ・重さで作られた鬼会面のレプリカを被ってみました。生徒の多くは、想像していたよりもお面が大きく、重いと感じたようです。
続けて、実際に修正鬼会が行われる講堂で、本物の香水棒を使って所作の体験をしました。「実際に動きをやってみて、すごく難しいことが分かり、お坊さんはすごいと思いました。」と感想をいただきました。